【初心者が知っておきたい】馬の4種類の歩き方と乗馬ライセンスについて解説

ライセンス

こんにちは、いやしんです。

乗馬を始めようと考えている方の中には、乗馬クラブのサイトなどを見て「乗馬ライセンスって何?」と思ったり、「乗馬ライセンスコースを受けてみようかな。。」と検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここではそんなちょっと気になる乗馬ライセンスについて、馬の4種類の歩き方(歩法)と併せて解説していきます。

乗馬を始めようと思っている方は、こちらの記事もご覧ください。
【乗馬を始めたい方必見】馬と接する時の基礎知識と乗馬の魅力・始め方について解説

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馬の4種類の歩き方

乗馬ラインセンスについて解説をする前に、まずは馬の歩き方について見ていきます。
馬の歩き方はその速度や脚の運び方によって常歩(なみあし)、速歩(はやあし)、駈歩(かけあし)、襲歩(しゅうほ)の4種類があります。それぞれの歩き方について見ていきますが、分かりやすいように動画を載せていますので、足の運びとリズムを意識して見ていただくと理解が深まります。

馬の歩き方その① 常歩(なみあし)

 常歩は馬が歩く時の足の運びで、4本の足が交互に着地する4拍子の歩法です。速度は分速110mほどで、騎乗者には前後に軽い揺れがある程度です。競馬ではパドックで見る走法です。

 

馬の歩き方その② 速歩(はやあし)

速歩は常歩より早い走法で、対角線上にある右前肢と左後肢、左前肢と右後肢がほとんど同時に着地・離地する2拍子の走法になります。速度は分速220mほどで、騎乗者には強い上下の揺れがあります。競馬では本馬場入場をして、返し馬に入る前の外ラチ沿いなどで見る歩法です。

 

軽速歩(けいはやあし
軽速歩とは、速歩で走る馬の背中の揺れのリズムに合わせて、一歩おきに騎乗者がお尻を浮かす、座る、という動作を繰り返すことです。速歩の※反撞(はんどう)による人馬への負担を低減するための乗り方です。
※反撞…馬の運動にともなって鞍を通じて騎手に伝わる馬の背骨の上下動のこと。



馬の歩き方その③ 駈歩(かけあし)

常歩、速歩が左右対称の走法に対して、駈歩は非対称で常歩、速歩に比べてさらに速度が上がり、パカラッパカラッと3拍子の走法になります。速度は分速340mほどで、馬体の前後が上下運動する為、反撞も大きくなります。競馬では返し馬で見られる歩法です。



馬の歩き方その④ 襲歩(しゅうほ)

襲歩は駈歩よりさらに速い走法で、馬が全速力で走っている状態です。四肢が別々に着地する4拍子の走法で、全ての肢が空中に浮かぶ瞬間のあることが特徴です。襲歩では歩幅が駈歩より広くなることにより速度も速くなって、時速60kmほどになります。背中の動きは少なく安定し、競馬ではレース中に見られる走法です。



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乗馬ライセンス


乗馬ライセンスとは、公益社団法人全国乗馬倶楽部振興協会が定めた全国統一の認定にもとづいてご自身の技術を認定するものです。技能認定の目的は、乗馬を楽しんでいる方にご自身の技術レベルを認識していただくことと、そのレベルに合った目標を設定するために作られた資格です。

1級~5級までの階級がありますが、1級と2級については馬場競技や障害・エンデュランス等競技別に分かれ、より専門的になります。ここでは、馬に乗る基本的な知識と技術を身に付ける3級~5級のライセンスについて解説していきます。

乗馬ライセンスの取得費用については、こちらの記事を参考にしてください。
【乗馬を始める時に事前に知っておきたい】乗馬クラブに通うための費用-5項目を解説


乗馬ライセンス5級

5級ライセンスは乗馬の入門編で、乗馬経験の全くない初心者でも短期間で取得できます。一般的に3日程度で取得できる乗馬クラブが多く、短期間で基礎知識をマスターできますので、目標を持って乗馬をやってみたいという方には、まずは5級ライセンスの取得をおすすめします。

《実技試験》
• 部班運動にて審査
• 乗馬、下馬ができる
• 停止及び常歩で正しい姿勢がとれる
• 誘導馬について小区画の馬場で軽速歩ができる
• 内方開き手綱の操作ができる
《筆記試験》例)
• 馬体の名称
• 馬の手入れ
• 乗馬の取り扱い等

乗馬ライセンス4級

4級ライセンスは、5級の内容に駈歩が入ってきます。取得には50~100鞍が目安と言われていますが、乗馬クラブに集中して通うことで、短期間での取得も可能です。一般的に4級までは合格率が高いです。

《実技試験》
• 部班運動にて審査
• 常歩で巻き乗り、半巻きを含む回転運動。速歩で90°の方向変換及び斜め手前変換
• 停止-常歩-速歩-常歩-停止が概ねスムーズにできる
• 軽速歩の手前が理解できる
• 速歩運動で正しい姿勢がとれ、手綱・脚の操作が概ね出来て駈歩の発進、維持ができる
《筆記試験》例)
• 馬体の名称
• 馬の手入れ
• 乗馬の取り扱い等

 

手前(てまえ)
馬の歩法の中で各肢の動きの順の左右の違いのことで、 左右の肢のうち遅れて着地する肢を手前肢といい、右肢が手前の場合を右手前、左肢が手前の場合を左手前という。

乗馬ライセンス3級

3級ライセンスは馬術の入り口となる級で、4級・5級の技術がベースにあることが前提となり、単騎で馬を動かすことになるので難易度は上がります。取得には100~150鞍が目安と言われていますが、指導者や個人のレベルによって変わってきます。
また、乗馬クラブにもよりますが、3級から実技試験の際に正装が必須になる場合もあります。

《実技試験》
• 5級、4級の運動を含め、駈歩の発進、維持。歩度の伸縮が概ね出来、巻き乗り、半巻きができる。
• 駈歩の手前が理解でき、常歩、速歩を入れての手前の変換ができる。
• 扶助操作の適否、地上横木の通過
《筆記試験》
• 5級、4級の項目に加え、蹄の名称及び馬場運動の図形等

まとめ

目標を持って乗馬を楽しみたい方や自分の乗馬レベルを知りたい、証明できるものが欲しいという方は、乗馬ライセンス取得に挑戦してみてはいかがでしょうか。

あなたの乗馬ライフが、充実した素敵なものになりますように。


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